使いづらさと使い方の例

Examples

視覚的な使いづらさ

  • メガネを忘れた・老眼・弱視
    • 文字が小さく、ぼやけて見える
    • 文字や画像、画面全体を拡大する
  • 眩しい外で見ている
    • 日光で文字が読みづらい
    • 画面の輝度を調整しないと読みづらい
  • 色覚異常(色覚多様性)
    • 色の見え方が異なる(例:赤色が黒っぽく見え、色の区別が難しい)
    • 色固有の表現では正しく理解できないことがある
  • 全盲
    • 視覚で情報を得ることができない
    • キーボードとスクリーンリーダーで音声を読み上げながら操作する

聴覚的な使いづらさ

  • 電車の中で音声を聞きたいとき・難聴・ろう
  • 音を流せない・聞こえづらい・聞こえない
  • 動画の字幕や書き起こしを利用する
  • 周囲の文章から内容を推測する

身体的な使いづらさ

  • 高齢で指先が震える・利き腕を骨折している・赤ちゃんを抱えている・手足が動かしにくい
    • スワイプ操作やダブルタップが難しい
    • 小さなボタンやリンクが押しづらい
    • 片手で画面上のボタンが押しづらい
    • 入力に時間がかかる
    • 視線・舌などの動きや、スイッチで操作するデバイスなどを用いる

認知的な使いづらさ

  • 子ども・注意障害
    • 注意力が持続しない
    • 周辺の動きに気が散ってしまう
    • 長い、難しい文章を理解できない
  • 初めてスマホを触った人・高齢者・学習障害
    • タッチ・スワイプなどの基本操作をミスする
    • アイコンだけのボタンの意味がわからない
    • 操作中の内容を忘れてしまう